東日本では光ファイバーが6割、西日本ではCATVが約4割…ADSLは退潮

【スピード速報】はhttp://speed.rbbtoday.com/の1週間分の計測データをもとに各種の統計データを速報でお伝えする。このサイトはIXに計測専用サーバを置き、月間計測数は40万を超え、統計データとしても十分な精度と信頼性を持っている。

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  • 【スピード速報】はhttp://speed.rbbtoday.com/の1週間分の計測データをもとに各種の統計データを速報でお伝えする。このサイトはIXに計測専用サーバを置き、月間計測数は40万を超え、統計データとしても十分な精度と信頼性を持っている。
  • 計測された件数比なので、実際のシェアを反映しているわけではないが、東日本では光ファイバ(Bフレッツ+他のFTTH)が60%に達しているのに比べて、西日本では40%に満たない
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 今回は2007年1月9日〜1月15日の全測定データを用いて、最新の手法によりIPアドレス等を用いた発信地と回線種別の解析を行い、東日本と西日本に分けた場合の回線種別の割合を算出した。なお、東西の分類は、NTT東日本とNTT西日本のどちらか管轄する都道府県かを用いている(北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県、長野県を東日本エリアとし、これら以外を西日本エリアとした)。

 図を見ての通り、東日本と西日本で大きな違いが見られる。東日本ではBフレッツが44%に達し、これに他のFTTHをあわせた光ファイバの割合は60%に達している。これに対して、西日本ではCATVが37%と、東日本のCATVの割合の倍以上を占めている。
 また、この統計については、昨年8月にほぼ同等の方法の結果を出している(関連リンク参照)。この時とは分析手法が異なるため、単純には比較できないが、東日本、西日本共にADSLが退潮していることは間違いない。

 なお、この数字は計測された件数比なので、実際のシェアを反映しているわけではないが、NTT東日本は1月11日にBフレッツの契約数がフレッツ・ADSLを逆転したことを発表しており、NTT西日本は逆転には至っていないと報じられている(関連リンク参照)。このことからも今回の結果は「積極的なユーザにおけるシェア」として納得できる数字と言えよう。

【スピード速報】東日本はBフレッツが44%、西日本はADSLが37%

《平野正喜@RBB TODAY》

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