浜学園、講義映像配信を中心とするEラーニング事業を拡充 ~ NTTグループと協力体制を構築

 浜学園は5月21日、インターネットを介した講義映像配信型の学習コース「Webスクール」ならびに塾生対象の映像配信「Web講義」等の受講者数増にともない、さらなる映像配信システムの強化、コンテンツの強化を発表した。

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講義の内容をそのまま映像化
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 浜学園は5月21日、インターネットを介した講義映像配信型の学習コース「Webスクール」ならびに塾生対象の映像配信「Web講義」等の受講者数増にともない、さらなる映像配信システムの強化、コンテンツの強化を発表した。

 進学教室の浜学園は、2009年から日本電気(NEC)と協力し、独自の講義映像生成体制を学内に構築。これにともない、同年インフルエンザ流行を契機に通塾する塾生を対象にした講義映像配信サービス「Web講義」を開始、2010年3月1日より「Webスクール」を開講している。

 これらの映像配信型サービスの開始により受講者数、配信システムへのアクセス数はともに増加の一途をたどり、3月からサービスを開始した通信教育であるWebスクールは5月に受講者数2.5倍、通塾する塾生の映像配信利用者数は1300名を超え、Webスクール、Web講義あわせて月間約1500講義の申込みがあるという。

 今回、受講者に安定した講義映像の配信を実現するため、ネットワークをNTTスマートコネクトに切り替えるとともに、保護者・生徒の学習をフォローする学習管理システムとしてNTTラーニングシステムズの「ELNO」を採用し、浜学園独自の方法で運用する。これにより、講義映像が安定的に配信可能となる見込みだ。

 なお浜学園は受験指導の中核となる「一般コース」のHクラス(中堅クラス)、Sクラス(上位クラス)の講義を映像化し、インターネットを介して配信してきたが、2010年7月より小2・小3Sクラス、小4・小5Vクラス(最上位クラス)の講義をインターネット配信するとのこと。これにともない、6月1日より当該クラスの撮影、編集、加工を開始する。最上位クラスの映像化により、「一般コース」のすべてのクラス帯の講義を映像で配信する体制が整うという。

《冨岡晶》

※ この記事は、RBB TODAYにて5月21日に配信された記事を転載したものです。
《RBB TODAY》

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