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放課後児童クラブ、22年の利用状況と死亡を含む事故報告

生活・健康 その他

クラブと登録児童数
  • クラブと登録児童数
  • クラブの人数
  • クラブの終了時刻
  • クラブ数、登録児童数及び利用できなかった児童数の推移
  • 事故報告の内訳
 厚生労働省は、「放課後児童健全育成事業」として行われている「放課後児童クラブ」の、平成22年の利用状況(5月1日現在)と事故の報告をまとめた。

 「放課後児童クラブ」は、留守家庭の子ども(おおむね10歳未満)に、児童館や学校の空き教室などを、放課後の遊び場や生活の場として提供する事業で、クラブ数や利用登録している児童の数などを把握するために、毎年調査を実施している。

 クラブ数は、前年に比べて1,467か所増え、1万9,946か所になった。登録児童数は約6,500人増加の81.4万人となった。クラブ実施市町村数は1,580市町村で、全市町村の9割が実施している結果となった。また、放課後児童クラブの利用申込みをしながら何らかの理由で利用できなかった児童数(待機児童数)は8,021人で、3年連続の減少となり、利用しやすくなってきている実情がうかがえる。

 実施規模は、児童数36人~70人のクラブが全体の52%と半数近くを占める。一方、児童数71人以上のところは減少している。また、年間開設日数は、280日~299日のクラブが全体の約76%を占める一方、250日未満のクラブは減少となっている。平日の終了時刻は、年々遅くなる傾向にあるようだ。

 また、平成22年3月23日~9月30日の期間に報告のあった、放課後児童クラブでの全治1か月以上の事故に関しては、報告件数は、35都道府県で105件。内容は、骨折が大多数だが、水難事故による意識不明や交通事故による死亡事例もあった。

 負傷した児童の学年は、1年生が最も多く、学年が上がるにつれ少なくなっている。事故の発生場所は、校庭・体育館や遊戯室など、児童が活発に活動する場所で多く発生しているが、クラブ室内等の屋内でも発生している。事故の原因は、児童同士のふざけあいなどによる、遊具からの転落によるものが最も多く、次いでボール遊び中の他児童との衝突や、転倒によるものが多い。
《前田 有香》

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