たばこ増税後、禁煙は14%・喫煙者の40%が「本数が減った」

楽天リサーチは19日、たばこ税増税に関する調査を実施し、その結果を公表した。

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楽天 たばこ税増税に関する調査
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楽天リサーチは19日、たばこ税増税に関する調査を実施し、その結果を公表した。

今回の調査は、楽天リサーチ登録モニターの中から、9月末に実施した前回調査時点での喫煙者1064人と前回の調査時点ですでに「今回の増税をきっかけに喫煙を中止」していた46人をあわせた1110人を対象に11月1日から11月5日にかけて調査した。

それによると10月1日にたばこ税が増税となったが、全体の13.9%が喫煙を中止している。増税から1カ月が経過したが前回の調査時点で「増税をきっかけに喫煙を中止した」人は97.4%が禁煙を継続できている。

前回の調査で喫煙意向について「たばこを吸うのをやめる」と回答した人に限ると26.2%が実際に喫煙を中止している。さらに、前回の調査で増税に向けて「まとめ買いをしていない」と回答した人に限ると32.3%が喫煙を中止している。

増税直後から10月15日頃までと、今回の調査の直前1週間での増税前と比較した喫煙本数の変化をみると、いずれも約40%が「減った」と回答。しかし、増税直後と比較して、11月1日前後で「減った」と回答した人の割合が減少傾向にある。特に「前回調査時点では喫煙中だが、その時点で今回の増税を機に禁煙を考えたことがあった」、今回の増税後に「たばこを吸うのをやめる」と回答した人で「減った」と答えた割合の減少幅が大きい傾向が見られた。

10月に自身でたばこを購入した人は、全体の57.3%。今回の調査時点では「たばこ税増税によって支出を減らしたものはない」とする人が66.4%と過半数を占める一方で「ふだんの食事」「飲み代」「その他の外食費」といった飲食費、「趣味・娯楽関連費」を減らしたという人がそれぞれ約10%。

今回の調査で「たばこを吸う」と回答した人に今後の喫煙意向を聞いたところ、「やめる」と回答したのは15.5%。前回の調査で、増税後に「たばこを吸うのをやめる」と回答した人に限ると、約半数近くが「やめる」と回答している。
《編集部@レスポンス》

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