アイシェアは1月12日、アメリカンホーム保険会社と共同で行った親子関係に関する意識調査の結果を発表した。調査は15歳以下の子どもをもつ30代〜50代の男女を対象に、2010年12月3日〜6日に行われ、1,088件の有効回答を得た。 普段の休日について家族そろって出かけることがあるかをたずねた設問では、「よくある」が55.6％、「たまにある」が33.7％となり、全体のほぼ9割が家族で出かけているという回答に。どこへ行くかでは、「ショッピングセンター（87.2％）」という回答がもっとも多く、次いで公園や実家という回答があがっている。またこれまで子どもを連れて行って一番楽しそうだった場所については、「遊園地（24.4％）」、「海・山・川などの自然（15.5％）」が上位となった。 子どもが長期の休みに入ることに関して面倒だと思うかどうかについては、全体で46.6％が思うと回答。男女別では、女性のほうが男性よりも30.9ポイント高い70.8％となった。またその理由について、女性では「食事の用意が増える（83.7％）」、「自分の時間が減る（43.1％）」が上位となったのに対し、男性では「家の中でうるさい（48.9％）」、「どこかに連れて行かなくてはならない（35.3％）」が上位となった。 また子どもが喜んで親と外出するのは何歳までかをたずねたところ、「9歳〜11歳まで」という回答が41.4％ともっとも多く、次いで「12歳〜15歳まで」が34.7％となっている。 自身の子離れと、子どもの親離れはどちらが早いと思うかをたずねた設問では、女性の71.3％が「親離れが早い」と回答。その理由としては「親が子離れする自信がないから」（35.1％）が1位となっている。一方男性でも、「親離れが早い」（63.8％）が多数派となったが、その理由は「子どもの自主性・判断力が育っているから」（37.4％）がトップとなり、両親の見解に違いがみられた。
