セキスイハイムと 隂山教授のコラボ「3世代ハイムかげやまモデル」

 積水化学工業は2月22日、新商品「3世代ハイムかげやまモデル」を3月1日より販売すると発表した。

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3世代ハイムかげやまモデル
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 積水化学工業は2月22日、新商品「3世代ハイムかげやまモデル」を3月1日より販売すると発表した。

 同社では2009年2月より、立命館大学の隂山英男教授とのコラボレーションによる「子どもが賢く育つ家づくりプロジェクト」を開始し、「かげやまモデル」としてセキスイハイム、セキスイツーユーホームにおいて商品展開してきている。

 同社が行った「かげやまモデル」入居者を対象としたアンケート調査では、安心・快適といった基本事項に加え、家族コミュニケーションや教育といった事項についても高い評価を得ているという。入居後の子どもの変化で改善が見られた項目では、「好奇心」が71%、「自立心」が64%、「お手伝い頻度」が59%、「後片付けなど」が58%などとなっている。入居者調査を踏まえ、子育て世代が親と同居し子どもの教育やしつけを協力したいという層が見込まれる中、世代間の「独立と協力」をテーマに、より子(孫)育てのしやすい住居として「3世代ハイムかげやまモデル」を開発したという。

 同モデルでは、高断熱・高気密性能や柱のない大空間を実現するなどの快適性能により、「子どもがどこでも学習できる場所づくり」「3世代の適度なコミュニケーションの演出」「子どもの生活習慣を支えるしかけ」を特徴としている。

 両世帯ともにダイニング横に大きなカウンターデスクを設置し、両親不在時には祖父母世帯のカウンターデスクで子どもの学習を見守ることができる。子どもがいないときは、祖父母世帯のカウンターデスクは自らの学びの場となる。また、家のいたる所に本棚を設置。リビングには図鑑や地球儀が置けるスペースを設け、いつでも学習できる環境を提案する。さらに3世代共有のメッセージボードを設置し、子育てや家事を協力しやすい環境を作る。一方、プライバシーが適度に守れる「世代間の独立性」にも配慮している。

 また、同社によれば、セキスイハイムは早寝・早起き、朝ご飯等、規則正しい生活につながる遮音性能や温熱環境の点で優れているという。玄関付近の収納スペースのほか、子ども専用の収納「キッズクローク」を設けるなど、子どもが整理整頓することを促す工夫をしている。さらに文化や季節の変化を感じさせる3世代共有のギャラリーも配置。両世帯ともに「和室」を設けているが、特に祖父母世帯の和室は子ども達との語らいの場としても重要な役割を果たすとしている。
《前田 有香》

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