NECがカルガモの生態をネット生中継、ヒナ誕生も

 日本電気(NEC)とNECビッグローブは28日、東京都港区のカルガモプロジェクトに協力し、カルガモの様子をインターネットで観察可能にするWebカメラを設置したことを発表した。5月7日より生中継を開始する。

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カルガモプロジェクトページ。生中継は5/7より カルガモプロジェクトページ。生中継は5/7より
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 日本電気(NEC)とNECビッグローブは28日、東京都港区のカルガモプロジェクトに協力し、カルガモの様子をインターネットで観察可能にするWebカメラを設置したことを発表した。5月7日より生中継を開始する。

 カメラ設置場所は、港区芝浦4丁目22「カルガモの人口巣」。節電のため、夜間の逐電とソーラーパネルを利用し電源を確保する。カルガモは4月中には産卵し、4~5月に抱卵(約4週間)、5月末にはヒナが誕生する予定となっている。

 東京都港区のカルガモプロジェクトは、港区芝浦港南地区総合支所の区民参画組織として発足したプロジェクト。2007年より、港区芝浦の運河にカルガモの人口巣や休憩所を設置し、観察を開始。翌2008年には、人口巣から初めてヒナが誕生し、毎年たくさんのヒナが誕生するようになっている。今回、インターネットのライブ中継を行うことによって、今まで断片的にしかわからなかったカルガモの一連の子育て(巣作り~卵~抱卵~ヒナの誕生)において、意外なカルガモの生態が発見できる可能性もある。また生物多様性の保全の面では、映像の記録を残すことで、かるがもの生態を研究する貴重な資料になることが期待されている。

 なおNECグループでは、全世界のグループ社員が参加するボランティア活動「NEC Make-a-Difference運動」を進めており、ITソリューションの提供を積極的に推進したいとしている。

NECとBIGLOBE、インターネットでカルガモの生態を生中継……Webカメラを設置

《冨岡晶@RBB TODAY》

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