【GW】昭和の国鉄、千葉のローカル線で復活

 千葉県のローカル鉄道いすみ鉄道は、29日より週末および休日に、1960年代に登場した国鉄ディーゼルカー「キハ52」型を使用した、観光急行列車の運転を開始する。大多喜〜大原間を運転日に4往復する。

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キハ52試運転
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千葉県のローカル鉄道いすみ鉄道は、29日より週末および休日に、1960年代に登場した国鉄ディーゼルカー「キハ52」型を使用した、観光急行列車の運転を開始する。大多喜〜大原間を運転日に4往復する。

キハ52型ディーゼルカーは1960年代に登場し、国鉄(現在のJR)ローカル輸送の標準型となったシリーズの1型式。2000年頃までに数を減らし、いすみ鉄道の125号車は同型式でJRに最後まで残った1両だ。1965年に製造され、2010年に大糸線を最後にJRを退き、いすみ鉄道に入線した。整備の後、29日から営業運行を開始する。

大多喜〜大原間の所要時間は約40分。乗車には乗車券540円、自由席急行券300円または指定席急行券600円が必要だ。定員乗車制で、各列車に自由席60席、指定席16席が用意される。

5月4、5日は途中駅の国吉駅で「昭和再現イベント」が開催される。駅前にポンネットバスとオート三輪が展示され(ポンネットバスは試乗も)、キハ52と合わせて昭和の風景が再現される。

【ゴールデンウィーク】昭和の国鉄、千葉のローカル線で復活

《高木啓@レスポンス》

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