KDDIは17日、スマートフォン「IS series」の新ラインアップ5機種を発表した。発表されたスマートフォンの新端末は、「AQUOS PHONE IS12SH」（シャープ製）、「AQUOS PHONE IS11SH」（シャープ製）、「REGZA Phone IS11SH T」（富士通東芝モバイルコミュニケーションズ製）、「Xperia acro IS11S」（ソニー・エリクソン製）、「G's One IS11CA」（カシオ計算機製）。全機種においてAndroid OS 2.3を搭載している。 「AQUOS PHONE IS12SH」は、有効画素数805万画素のツインカメラを搭載し、3Dの静止画・動画の撮影が可能。HD（720p）動画撮影にも対応している。また2Dの静止画・動画を3Dに変換できる「2D／3D変換」機能を搭載した。 4.2インチの裸眼3Dディスプレイ（960×540）を搭載し、2D／3D表示や縦横表示の切り替えも可能。HDMI出力端子を搭載しており、端末で撮影した映像をテレビの大画面で視聴することができる。また「スマートファミリンク機能」に対応しており、ブルーレイディスクレコーダーとWi-Fi接続を行い、レコーダーに録画された映像を端末に転送することができる。サイズは幅約64mm×高さ約130mm×厚さ約12.5mm。カラーは「ディープブルー」「アイスホワイト」「レッド×ブラック」の3色となっている。 「AQUOS PHONE IS11SH」は、3Dコンテンツの再生に対応したスライド式スマートフォン。入力方式を、利用シーンに応じてタッチパネルとテンキーから使い分けることができる。文字をダブルタップするだけで文字を装飾できる機能や、テキストメールを絵文字・デコレーションメールにワンタッチで変換できる「速デコ」機能などを搭載した。またホーム画面表示時に、端末をスライドすることで自動的にTwitterが起動する仕様となっている。 カメラ機能は有効画素数805万画素。ディスプレイサイズは3.7インチ（960×540）。サイズは幅約56mm×高さ約117mm×厚さ約15.5mmとなっている。カラーは「ストロベリーピンク」「アクアホワイト」「ラピスブルー」「アッシュブラック」の4色が用意された。 「REGZA Phone IS11 T」は、フルキーボードを搭載したタッチパネルスマートフォン。ENTERキーの大型化や、PCと同じ数字配列への変更など、操作性の向上が図られた。また液晶テレビ「レグザ」で搭載された「超解像技術」「ノイズリダクション」、人の肌などの質感をきめ細やかに再現する「質感リアライザー」といった高画質機能などを備えた。さらにDLNAに対応しており、端末で撮影した写真や動画をレグザの大画面で視聴できる。スマートフォンやスレート型タブレットPCなどからテレビを操作できる「レグザAppsコネクト」にも対応している。 搭載したカメラは有効画素数808万画素のCMOSカメラ。ディスプレイサイズは4.0インチ（854×480）で、サイズは幅約63mm×高さ約128mm×厚さ約15.3mmとなっている。カラーは「ラスターブラック」「コフレピンク」の2色。 「Xperia acro IS11 S」は、ワンセグやおサイフケータイ、赤外線機能に対応したXperiaシリーズの新端末。4.2インチのディスプレイ（854×480）には、高輝度・高精細な映像表現を目的とした「 Reality Display」を採用。さらに液晶とガラス面の間の空気層をなくすことで光の乱反射と拡散を低減した「クリアブラックパネル」を搭載したほか、「モバイルブラビアエンジン」を採用。 カメラは約810万画素で、裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R for mobile」を搭載。F値2.4の明るいレンズを搭載しており、暗い場所での撮影にも適した仕様となっている。 サイズは幅約63mm×高さ約127mm×厚さ約11.8mmで、カラーは「Ruby」「Black」「White」の3色。 「G'zOne IS11CA」は、防水・防塵に対応し、おサイフケータイや赤外線機能を搭載。「グローバルパスポート」のデュアルローミング (GSM／CDMA) にも対応し、世界198ヵ国・地域での通話が可能となっている。有効画素数808万画素のカメラを搭載した。 サイズは幅約66mm×高さ約129mm×厚さ約14.5mm。ディスプレイサイズは3.6インチ（480×800）。カラーは「レッド」「カーキ」「ブラック」の3色。
