青山学院女子短期大学は5月18日、来年度より従来の5学科を融合した「現代教養学科」を開設（届出設置書類提出中）すると発表した。 同短期大学は、今年で開学61周年を迎える。国内の短期大学としてはもっとも歴史が古く、わが国の女子短期大学の中で、つねにシンボル的存在として、その使命を果たしてきたという。 こうした中、同短大では2012年4月、従来の「国文学科」「英文学科」「家政学科」「教養学科」「芸術学科」の5学科を融合した1つの学科「現代教養学科」を開設。現代に求められる短期大学の可能性を探り、学びの総合化と深化をはかるという。これにより、「人間の原点としての子ども」をより豊かに深く学べる3年制の「子ども学科」と合わせて、2学科体制の新しい青山学院女子短期大学が誕生する。 新しい「現代教養学科」がめざすものは、「人間力」の育成。人間力とは、自分をさまざまな観点から捉える力、課題を発見する力、人間関係を調整する力、社会の中で行動する力、コミュニケーションを取る力、分析し判断する力など、人間として自らが豊かに生きるとともに、他者と支え合い仕え合う社会を形成していく力をいう。 「現代教養学科」はこのような人間力育成を通して、同短大での学びをファーストステージとして、就職・編入学・留学など、現代に生きる女性の多様なセカンドステージへの展開をサポートするとしている。◆青山学院女子短期大学 入試情報入学定員：現代教養学科 日本専攻30人 国際専攻90人 人間社会専攻160人試験種別：一般入学試験（3科目型・2科目型）、大学入試センター利用入学試験、自己推薦入学試験、特別入学試験（卒業生子女・海外帰国者・外国人留学生・社会人・短期大学士・キリスト者入学試験）ほか［オープンキャンパス］7月9日（土）・17日（日）・18日（月）・30日（土）、8月27日（土）・28日（日）、9月17日（土）、10月29日（土）※社会情勢により変更・中止になる場合がある
