6月25日に2度目の命日を迎えるマイケル・ジャクソンの最新ビデオクリップが、ソニー・ミュージックのホームページで公開された。 昨年12月、9年振りのオリジナルアルバム「MICHAEL」が発売され、「BAD」以来のオリジナルアルバムとして23年振りのトップ3入りを果たしたマイケル・ジャクソン。今回公開されたのは、同アルバムからの最新ビデオクリップ「ビハインド・ザ・マスク」だ。 3月にアメリカのオフィシャルサイトで全世界に向けてビデオクリップの出演者の募集が行われ、世界103ヵ国から応募が殺到。出演希望者は自分のパフォーマンスを録画した動画を投稿するというシステムとなっており、それらを組み合わせて完成したビデオクリップには、日本からの応募作品も含む1,600の動画が採用された。 今回のプロジェクトでは、参加者が簡単に好きなパートを演じることのできるツールがサイト上に用意された。参加者はサイトを訪れ、楽器の演奏、歌、観客、ダンスなど用意されたテンプレートの指示に従ってウェブカメラで動画を録画し、最適なタイミングに合わせて動画をアップロードすることができるようになっていた。プロジェクトへの参加者は、同ビデオが解禁されて初めて自分が出演しているのかどうかが明らかになるということで、世界中で解禁の瞬間が待望されていた。
