三越伊勢丹ホールディングスは、伊勢丹新宿本店、三越日本橋本店、三越銀座店の3店舗について、8月に休業日を設定することを決定した。顧客満足の向上・企業価値の向上が目的という。【店舗休業日】・伊勢丹新宿本店:8月2日(火)、9日(火)、23日(火)、30日(火)・三越日本橋本店:8月1日(月)、29日(月)・三越銀座店:8月22日(月) 同社では、1990年代以降の小売業の営業機会拡大の流れの中、百貨店も営業時間の拡大、店舗休業日の縮小、廃止を行ってきたが、同時に店頭で働く販売員数が薄まることにより結果として、接客・サービスレベルの低下を招いてきたことも否めないとし、もう一度百貨店の原点に立ち戻り、新しい百貨店モデルを構築していくことを目指すという。 また、この夏の節電対策については、すでに取り組みを開始し、15%削減の目標は達成可能と考えているが、店舗休業日を設定することが、さらなる社会への貢献になるとしている。