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【中学受験・進学塾の悩み解決:SAPIX】国語の家庭学習において、Aテキ・Bテキをどのように活用して

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 「国語の家庭学習において、Aテキ・Bテキをどのように活用して勉強するのがいいでしょうか?」に回答します。

 国語の学習方法は、現状の学力と、志望校の問題傾向によって大きく4つに分かれます。

◆タイプ1:学力が高く、記述問題が多い学校の志望者

 Bテキストの宿題をできるだけ確実にこなすことが重要となります。授業中に扱われた問題だけではなく、宿題となっているものも確実にこなします。一部の校舎では、その答えとなった理由や、間違えた理由まで書かせる、非常に時間のかかる課題を出す場合もありますが、それは非効率ですから、親御さんに口頭で説明させる程度の負担で済ませていただくのがいいでしょう。ポイントは、文章の中から、その答えになる根拠を探し出せることと、その理由を論理的に説明できる、表現できる力の養成ということになります。

◆タイプ2:学力が高く、記述問題の少ない学校志望者

 早慶附属中志望者が中心となります。SAPIXのAテキストは、他塾に比べて、語彙数が少なく作られています。ですから、このAテキストに掲載されている語句については、完全に覚えきることが必要です。また、その語句を、どういう場面でどのように使うのか、という練習も必要です。特に、同意語、反意語、同音異義語、同訓異義語はしっかり暗記させてください。また上記の学校では、正誤選択の問題が多いわけですから、Aテキストを使って「消去法」の練習と残った2つから3つの選択肢の中でどれが正解となるのかという証拠探しをさせてください。お子さん一人で不可能な場合には、どうしても第三者の協力が必要な場合もあります。

◆タイプ3:学力が高くなく、記述の多い学校を受ける場合

 想定されるランクの学校の記述問題は、すべて文章中にそのヒントがあり、「抜き出し記述」「条件記述」に限られます。ですから、Bテキストに入っている難解な長文を利用するよりは、Aテキストに掲載されている少しやさしめの文章を利用しての、学習が効果的です。ただこの場合、設問が違うわけですから、親御様のほうで設問を記述形式に変えてあげることができればより効果的です。また現状、学力が高くないわけですから、その原因が、語彙力の不足にある場合が多く見られます。タイプ2と同様、語彙の学習も毎週の学習プランに入れておいてください。

◆タイプ4:学力が高くなく、記述問題の少ない学校を受ける場合

 最優先すべきは、使える語彙を豊富にすることにつきます。漢字が書けても意味が分からないとか、同音異義語で笑ってしまうような漢字を書くという場合、より語句の学習は大切なこととなります。分からない漢字は辞書で引くということをやらせるよりは、親御様のほうでその意味を説明したり、その語句の使用例を説明してあげるほうがスピードがアップし、しかも効果が高くなります。(辞書は抽象言語を別の抽象言語に置き換えた説明が多く、結局お子さんにとって何も分からないという状況を生み出す危険性が高いからです)そして、その語句を使った短文作りもできるかぎり親御様がついて一緒にやってください。これは書かせるのではなく、口頭で言わせる程度の負担の軽いものにされることをおすすめします。Aテキストの読解部分については、少し時間がかかってもいいですから、隅から隅までしっかり読ませることを目標にしてください。意外に斜め読みだけですぐに設問の文章に視線が走ってしまうお子さんが多いのです。
《中学受験 個別指導のSS-1 講師》

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