H23年度4年制私立大学の39.0%で定員割れ

 日本私立学校振興・共済事業団は7月29日、「平成23年度 私立大学・短期大学等入学志願動向」をホームページ上で公開した。

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志願者等の増減状況
  • 志願者等の増減状況
  • 規模別の動向(大学)
  • 規模別の動向 過去5カ年の推移(大学)
  • 規模別の動向 過去5カ年の推移(大学)
  • 入学定員充足率等の推移(大学)
 日本私立学校振興・共済事業団は7月29日、「平成23年度 私立大学・短期大学等入学志願動向」をホームページ上で公開した。

 公表された資料は、平成23年度の「学校法人基礎調査」に基づき、私立大学・短期大学(通信教育は除く)の志願者数、入学者数等を集計し、入学定員充足率等をまとめたもの(株式会社が設置する学校は調査対象外)。集計学校数は、大学572校、短期大学338校、大学院450校。調査基準日は5月1日現在。

 4年制私立大学についてみてみると、入学定員、志願者数、受験者数、合格者数は増加したが、入学者数は7,075人減少して481,955人となった。

 入学者数を入学定員で割った入学定員充足率は、前年度と比較すると2.09ポイント下降の106.39%で、平成元年度以来、最低となった。

 572校のうち入学定員充足率が100%未満(定員割れ)の大学は5校増加して223校。入学者が定員の8割未満が107校、5割未満が16校となり、大学全体に占める未充足校の割合は39.0%(昨年38.3%)となった。
《前田 有香》

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