東京都は9月8日、平成23年度教育人口等推計(東京都公立小学校児童数・公立中学校生徒数)の概要について、速報値を公開した。 同速報値は、平成24年度から平成28年度までの5年間の公立小学校児童数および公立中学校生徒数を推計したもの。 資料によると、公立小学校児童数は、全都では平成25年度まで減少し、本年度実数561,329人に比べ、6,254人(1.1%)減の555,075人となるが、その後増加に転じ、平成28年度には本年度実数に比べ、4,211人(0.8%)増の565,540人となる見込みである。 また、公立中学校生徒数は、全都では平成25年度まで増加を続け、本年度実数232,023人に比べ、4,363人(1.9%)増の236,386人となる見込みである。その後減少に転じ、平成28年度には本年度実数に比べ、1,633人(0.7%)増の233,656人となる見込みである。 就学予定者数(就学前の幼児数)は「住民基本台帳による東京都の世帯と人口(平成23年1月1日現在)」、児童・生徒数は「学校基本調査速報(平成23年5月1日現在)」の人数をそれぞれもとにし、将来、学年(年齢)進行に際してどれだけ増減するかを推計した。 このほかに資料として「出生数・公立小学校1年生数及び公立中学校3年生数の推移」と児童・生徒数の地区別推計も掲載されている。