東京都は10月12日、従来の制度や常識、慣行にとらわれず教育のあり方を議論する「教育再生・東京円卓会議」の開催について発表した。 少子高齢化、国際化の進展など、社会・経済状況が大きく変化する中、教育においては、さまざまな分野で次代を牽引するリーダーを育成するとともに、子どもの個性や能力を最大限発揮し、社会の中で真に自立させることが求められている。 東京都は、従来の制度や常識、慣行にとらわれずに、今後の教育のあり方について議論することを目的として、各界の有識者で構成される「教育再生・東京円卓会議」を設置する。 この会議でのテーマは広く次代を担う人材の育成を対象とし、教育制度に限らず、経済・国際・文化・スポーツ等の幅広い視点から議論する。今後、この会議での議論を踏まえて具体策を構築し、教育現場での試行や国への提言をしていくという。 「教育再生・東京円卓会議」の第1回会議は10月19日に開催される予定。会議の模様は、東京都公式ホームページなどを通じて公開されるという。◆第1回 教育再生・東京円卓会議日時:10月19日(水)14:00〜15:30場所:第一本庁舎7階特別応接室[第1回会議のメンバー]・東京都知事 石原慎太郎氏・海陽学園副理事長・東海旅客鉄道株式会社代表取締役会長 葛西敬之氏・国際教養大学理事長・学長 中嶋嶺雄氏・首都大学東京学長 原島文雄氏