【センバツ】大会9日目、関東一が智弁学園を下しベスト8進出

 第84回選抜高校野球大会(センバツ)は、3月29日に大会8日目を迎え、2回戦の残り3試合が甲子園球場で行われた。愛工大名電(愛知)は履正社(大阪)を、横浜(神奈川)は聖光学院(福島)を相手に快勝。関東一(東京)は智弁学園(奈良)を相手に1点差で逃げ切った。

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 第84回選抜高校野球大会(センバツ)は、3月29日に大会8日目を迎え、2回戦の残り3試合が甲子園球場で行われた。愛工大名電(愛知)は履正社(大阪)を、横浜(神奈川)は聖光学院(福島)を相手に快勝。関東一(東京)は智弁学園(奈良)を相手に1点差で逃げ切った。

 第1試合の愛工大名電と履正社の試合では、愛工大名電が13安打で昨春のベスト4進出校相手に9-2で勝った。3回表の攻撃で、愛工大名電は4安打1四球で4点を先制、3回で履正社の東野をマウンドから降ろした。4回裏に履正社は2点を返すが、その後も愛工大名電が攻撃の手を緩めず5点を追加。ベスト8に進んだ愛工大名電は、31日の準々決勝で青森の光星学院と対戦する予定。

 第2試合の横浜と聖光学院の一戦も一方的な展開で横浜が快勝。1回から3回まで毎回得点の計17安打。本塁打や聖光学院のエラーもあり、7-1でベスト8入りを決めた。聖光学院も11安打と得点機はあったものの、3併殺などと打線が噛み合なかった。第3試合の関東一と智弁学園の試合は、関東一が2-1と1点差で勝利。両チームともに8安打と、チャンスはあったものの4回表の2点を関東一が守りきった。ベスト4をかけた横浜と関東一の首都圏勢同士の準々決勝は、31日の第2試合の予定だ。

 30日の大会9日目は、準々決勝の2試合が行われる。浦和学院(埼玉)と大阪桐蔭(大阪)の第1回戦は、大阪桐蔭の長打力をどう浦和学院が抑えるかに注目が集まる。第2試合の健大高崎(群馬)と鳴門(徳島)の勝敗は、健大高崎の走力を鳴門がどう封じるかに影響されるだろう。鳴門は2試合連続でサヨナラ勝ち、その勢いを試合に生かせるかどうか注目される。
《湯浅大資》

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