【高校受験2013】宮城県、推薦入学を廃止し自己推薦方式を導入

 宮城県教育委員会は7月4日、2013年度の宮城県公立高等学校入学者選抜一覧を発表した。前年度までの推薦入試を廃止し、各高校が定める出願条件を満たす生徒が自己推薦で出願できる「前期選抜」と、前年度の一般入試に相当する「後期選抜」に分けて選抜を行うという。

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 宮城県教育委員会は7月4日、2013年度の宮城県公立高等学校入学者選抜一覧を発表した。前年度までの推薦入試を廃止し、各高校が定める出願条件を満たす生徒が自己推薦で出願できる「前期選抜」と、前年度の一般入試に相当する「後期選抜」に分けて選抜を行うという。

 前期選抜は、大学のAO入試のような選抜方式で、各高校の出願条件を満たすことを記載する「志願理由書」と3年間の評定を記載した「調査書」を提出したうえで、国語、数学、英語の3教科の学力検査と学校独自検査を行う。学校独自検査は、作文、面接、実技のうち少なくとも一つを実施する。たとえば、体育科がある柴田高校は、体育実技と面接を実施し、配点のウエイトが高い。また、美術科がある宮城野高校は、面接はなく美術実技のみ実施する。

 後期選抜は、前期選抜で合格していない生徒が出願でき、国語、社会、数学、理科、英語の5教科の学力検査と学校独自検査を実施する。前期選抜、後期選抜のいずれにも合格していない生徒は、3月下旬の第二次募集に出願できる。

 各学校が規定している検査内容や配点については、同県教育委員会のWebサイトで掲載しているほか、各学校で配布する。なお、2013年度の選抜要項は2012年10月に発表を予定している。
《工藤めぐみ》

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