副都心線・東急東横線などのダイヤ改定、終電の繰下や列車増発で混雑緩和図る

東京メトロは、3月16日から予定している副都心線と東急東横線、横浜高速みなとみらい線との相互直通運転ダイヤを決定した。

生活・健康 交通・クルマ
東京メトロ、相互直通運転
  • 東京メトロ、相互直通運転
  • ラッピングのイメージ
  • 東横線内を走るメトロ車
東京メトロは、3月16日から予定している副都心線と東急東横線、横浜高速みなとみらい線との相互直通運転ダイヤを決定した。

今回の相互直通運転に伴って有楽町線のダイヤも改正する。

副都心線は、全列車が東急東横線、横浜高速みなとみらい線の横浜、元町・中華街方面へ直通する。また、副都心線利用者の増加が予想されるため、ほぼ終日にわたって新宿三丁目~渋谷間で各駅停車を増発する。

和光市23時55分発、渋谷0時30分着の最終列車を14分繰り下げて、和光市0時07分発、渋谷0時44分着(元住吉行き最終列車)とする。

朝夕時間帯(始発~10時、17時~終電小竹向原駅時刻)に和光市駅を発着するすべての「急行」を地下鉄成増~氷川台間の各駅に停車する「通勤急行」に変更し、夕・夜時間帯に混雑していた各駅停車の混雑緩和を図る。

和光市~氷川台間の渋谷方面行き各駅停車は、小竹向原駅での有楽町線新木場行きとの接続を毎時2本から毎時4本に増やす。

急行列車は、東急東横線・横浜高速みなとみらい線内を「特急」として15分間隔で運転し、池袋~横浜間を最速38分で結ぶほか、西武線内では「快速急行(直通)」として30分間隔で運転し、渋谷~飯能間を最速58分で結ぶ。

東武線内と西武線内を発着する列車について、始発駅、終着駅を見直す。

副都心線の「急行」と「通勤急行」列車は10両編成、「各停」は8両編成(一部の列車は10両編成)で運転する。

今回の相互直通運転により、副都心線を中心として埼玉県西南部から横浜・みなとみらいにかけて広域的なネットワークを形成し、利用者の利便性の向上を図る。

一方、有楽町線は、平日の最終列車・和光市23時40分発、新木場0時31分着の列車を7分繰り下げる。平日23時台に新木場始発和光市行きの列車を1本増発する。池袋駅から新木場行きの始発列車を運転する。

このほか、現在、副都心線と有楽町線で和光市7時06分発(小竹向原7時20分発)以降に発車する列車から9時20分(一斉終了)まで女性専用車を導入している。3月18日から設定時間を始発~9時30分(一斉終了)に変更する。新たに副都心線渋谷から池袋方面の列車にも女性専用車を設定する。

東京メトロ、相互直通運転ダイヤを決定…池袋~横浜間を最速38分

《編集部@レスポンス》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top