新小1の就きたい職業、男子「スポーツ選手」・女子「パティシエ」が15年連続1位

 新小学1年生が将来就きたい職業の1位は、男の子が「スポーツ選手」、女の子が「パン・ケーキ屋・お菓子屋」であり、調査開始の1999年以来、どちらも15年連続トップであることが、ランドセルメーカーのクラレが調査した結果より明らかになった。

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男の子「将来就きたい職業」ベスト20
  • 男の子「将来就きたい職業」ベスト20
  • 女の子「将来就きたい職業」ベスト20
  • 男の子の親「将来就いてほしい職業」ベスト10
  • 女の子の親「将来就いてほしい職業」ベスト10
 新小学1年生が将来就きたい職業の1位は、男の子が「スポーツ選手」、女の子が「パン・ケーキ屋・お菓子屋」であり、調査開始の1999年以来、どちらも15年連続トップであることが、ランドセルメーカーのクラレが調査した結果より明らかになった。

 同調査は、2013年に小学校に入学する子どもとその親を対象に、子どもの「就きたい職業」と親の「就かせたい職業」についてアンケートを実施。有効回答から子ども4,000人(男女各2,000人)とその親4,000人の回答内容を集計した。子どもの調査は1999年今回で15回目、親の調査は1992年から22回目となる。

 子どもの将来就きたい職業について、男の子は、1位「スポーツ選手」27.2%、2位「警察官」9.6%、3位「TV・アニメキャラクター」7.0%がランクインした。調査開始の1999年以来、15年連続で「スポーツ選手」が1位となり、2位以下を大きく引き離している。また、調査開始以来、常に20位以内に入っていた「教員」が、今年は圏外となった。

 女の子は、1位「パン・ケーキ屋・お菓子屋」33.9%、2位「芸能人・タレント・歌手」9.7%、3位「保育士」9.8%。調査開始の1999年以来、15年連続で「パン・ケーキ屋・お菓子屋」が1位となった。

 親の就かせたい職業について、男の子の親は、1位「公務員」19.8%、2位「スポーツ選手」12.0%、3位「医師」10%。上位3つ「公務員」「スポーツ選手」「医師」の顔ぶれは、調査開始の1992年以来22年間変わらないという。

 女の子の親は、1位「看護師」15.9%、2位「薬剤師」10.6%、3位「公務員」10.2%。「看護師」は、1992年の調査以来22年連続で1位となっている。また、「薬剤師」は2位と上昇傾向にあり、男の子の親からも注目されつつある。
《工藤めぐみ》

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