中央大学、理論的な英語コミュニケーション能力を測る「英語ロジックテスト」実施

 中央大学は4月6日、理工学部の新入生を対象に「英語ロジックテスト」を実施、新入生全員を対象に年3回実施するという。論理的な英語コミュニケーション能力を測る同テストの実施は、全国の大学で初となるという。

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 中央大学は4月6日、理工学部の新入生を対象に「英語ロジックテスト」を実施、新入生全員を対象に年3回実施するという。論理的な英語コミュニケーション能力を測る同テストの実施は、全国の大学で初となるという。

 ロジックテストは、日本論理検定協会が運営するテストで、英語で論理的にコミュニケーションをする技能を評価することを目的としている。現在グローバル英語では、ノンネイティブが主な使用者となっていることを考慮し、応用テストには不完全な英語で書かれたテキストに基づく出題もするという。文と文の関係、話の骨格である主張と結論の関係を問い、思考力に重点を置くテストとなっている。

 今回のテストは、中央大学のグローバル人材育成推進事業の一環として企画、2013年度の理工学部入学生の全員を対象として実施した。テストには、多数の新入生が参加し、2時間弱のテストに取り組んだ。テスト結果は今後、全受検者に個別にフィードバック、個々の学修に活かしてほしいとしている。

 理工学部では、関連する取り組みとして、新入生を対象に2回目のテストを6月に予定。また、これに合わせて「英語ロジック講座」も4月8日より開講、グローバル人材の育成に資する取り組みを継続していくという。
《水野こずえ》

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