パパと子どもが手料理でママをおもてなし、日本トリムが母の日イベントを主催

 5月12日の母の日に合わせ、パパと子どもたちがタッグを組んで料理を作り、ママをおもてなしするというな企画が5月11日、東京調理師専門学校で開催された。パパ・ママ・子ども合わせて33名の9家族が参加し手作りピザやバーニャカウダを作った。

生活・健康
参加者の集合写真
  • 参加者の集合写真
  • ピザ作りの様子
  • 滝村シェフの説明
  • ママへのメッセージカード
  • ママへのメッセージカード
  • ママへのメッセージカード
  • 黙々と料理に取り掛かるパパたち
  • 日本トリムの整水器を設置し、調理には還元水を使用
◆パパと子どもたちが力を合わせて調理

 一通り説明が終わると、パパたちの出番。3つのグループに分かれて、ピザの生地をこねる人、野菜の皮をむく人、野菜を切る人、ソースを作る人、寒天を作る人とそれぞれのパートに分かれて黙々と作業に取り掛かかった。ママ同士の料理教室であれば、お話の花を咲かせながらワイワイと進むのだろうが、パパたちはみな寡黙。私語もなく、黙々とお料理に向き合い、次第に包丁を握る手もサマになっていった。

 パパがお料理をしている間、子どもたちは、ママのために、日頃の感謝の気持ちを込めてメッセージカードを作る。カラーペンで絵を描いたり、シールを貼ったりと、それぞれがママに向けたメッセージを形にした。カードができ上がる頃には、ピザ生地も完成。カード作りを終えた子どもたちは、生地をこね、めん棒で伸ばし、パパが切ったソーセージ、野菜、チーズをトッピングした。

 参加したママたちは、別の部屋で日本トリムの電解水素水を使った、おいしい紅茶の淹れ方を学びながら、料理ができるのを待っていた。

◆1日でも多く家族で食事をする、それこそが豊かな人生

 時計が12時をまわり、すっかり準備が整った「パパレストラン」へママたちがやってきた。「うわー、いいにおい!」「えー、本当にこれ作ったの!?」という声。席に着いたママのもとへ、パパがオーブンから出したばかりのピザを、子どもたちが運ぶ。心なしか疲れた表情のパパも「こうしてできてみると達成感がありますね」と満足げ。

 「いただきます」の声とともに、家族の楽しい会食開始。食事の途中で、子どもたちが書いたカードをママに送り、似顔絵やハート、そして「ままだいすき」のメッセージが書かれたカードに、感極まって涙を流すママもいた。

 「いつも朝早くから夜遅くまでがんばって働いてくれているパパにあらためてありがとうと言いたいです」「子どもの世話で毎日ばたばたと大変だけど、子どもがいるおかげで自分はお母さんでいられるんだなと感謝の気持ちでいっぱいです」とママたち。

 パパからも「いつも家のことをまかせっぱなしでママには感謝しています」「これを機会にたまには料理をしようと思います」「自分で料理をしてみて、こんなに大変なことを毎日ママはやっているんだなと気づきました」などのメッセージが届けられた。

 滝村シェフは、「お父さんたちは、日頃忙しくていっしょに食事をすることは少ないと思います。でも、お父さんが家族のために料理を作って、みんなでいっしょにご飯を食べる、そんな日を1日でも多く持つということが、豊かな人生ではないかと思います」とコメント。

 料理を楽しみ、メッセージカードを読み、これで終わりかと思いきや、「片づけまでしてこそ、パパ料理ですよ」の滝村シェフが一言。パパたちは、てきぱきと洗い場に向かった。

 普段はキッチンに立つことが少ないパパと子どもたちが母の日をきっかけにポタージュスープ、バーニャカウダ、手作りピザ、デザートをママにプレゼント。今後も「パパ料理」の機会が増えるのかもしれない。
《石井栄子》

石井栄子

子育てから、健康、食、教育、留学、政治まで幅広いジャンルで執筆・編集活動を行うフリーライター兼編集者。趣味は登山とヒップホップダンス、英語の勉強。「いつか英語がペラペラに!」を夢に、オンライン英会話で細々と勉強を続けている。最近編集を手掛けた本:『10歳からの図解でわかるSDGs「17の目標」と「自分にできること」』(平本督太郎著 メイツ出版)、『10代から知っておきたいメンタルケア しんどい時の自分の守り方』(増田史著 ナツメ社)『13歳からの著作権 正しく使う・作る・発信するための 「権利」とのつきあい方がわかる本』(久保田裕監修 メイツ出版)ほか多数

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