ベネッセと日本郵便が業務提携

 ベネッセコーポレーションと日本郵便は5月30日、手紙文化の振興や世代間交流の促進を目的とした業務提携を発表した。親子を対象に「手紙を通じて人に気持ちを伝える大切さ」を感じてもらうためのイベントを両社共同で行う。

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しまじろう25周年記念はがき
  • しまじろう25周年記念はがき
  • 5枚セット
 ベネッセコーポレーションと日本郵便は5月30日、手紙文化の振興や世代間交流の促進を目的とした業務提携を発表した。親子を対象に「手紙を通じて人に気持ちを伝える大切さ」を感じてもらうためのイベントを両社共同で行う。

 日本郵便は、全国385万人の会員ネットワークや教育的な知見を持つベネッセと連携することで、子どもたちに手紙文化の浸透を図り「手紙を書く機会を増やす」ことを目指す。ベネッセは、全国約24,000か所の郵便局ネットワークを持つ日本郵便と連携することで、「手紙」「コミュニケーション」に関する教育コンテンツを強化することを目指す。

 2013年度には、「こどもちゃれんじ」しまじろうの誕生25周年を記念した絵入りはがきを販売するほか、多摩市での親子イベント、共同企画した子ども向け教材の展開、日本郵便の年賀特設サイトによるキャラクターのテンプレート・パーツのダウンロードなどを予定している。

 しまじろう25周年記念はがきは、5月7日より中国地方(鳥取県、島根県、広島県、岡山県、山口県の5県)の郵便局や切手SHOPで販売している。しまじろうと中国地方の特徴・スポットを組み合わせたイラスト入り限定はがき。子どもが書いたことについて、家族が一言添えられるようになっている。5枚セットで350円。

 多摩市での親子イベントは、9月上旬に幼児・小学生や保護者を対象とした「スタンプラリー」や「しましま郵便局(仮称)」の設置を行う予定。「しましま郵便局」では、郵便配達の仕事をしているしまじろうのお父さんやしまじろうが登場する。はがきをポストに投函するという実体験を通じて、「気持ちを伝える楽しさ」「もらった喜び」「手紙への親しみ」などを子どもたちに感じてもらうことを目的としている。
《工藤めぐみ》

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