【高校野球】夏の甲子園2013 9日目(8/16)の結果と10日目の見どころ

 大会9日目の本日は、30度を超える猛暑の中、残りの2回戦3試合が行われた。本日行われた3試合の結果と、3回戦が始まる10日目の見どころを紹介する。

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9日目の組み合わせ表
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 大会9日目の本日は、30度を超える猛暑の中、残りの2回戦3試合が行われた。本日行われた3試合の結果と、3回戦が始まる10日目の見どころを紹介する。

【第1試合】弘前学院聖愛(青森)4-3沖縄尚学(沖縄)
 初出場の弘前学院聖愛が終盤の沖縄尚学の追い上げを振り切り3回戦に駒を進めた。弘前学院聖愛は、7回以外は毎回安打の計13安打、9名全員が出塁し打撃の好調さを見せた。対する沖縄尚学は、平良選手の本塁打を含める5安打で8回に1点差まで追い上げたものの、最後は3塁ゴロで試合終了となった。勝利した弘前学院聖愛は、大会11日目に延岡学園(宮崎)と対戦する。

【第2試合】木更津総合(千葉)3-1西脇工 (兵庫)
 初戦を逆転勝ちで勢いに乗る木更津総合が序盤の3得点で逃げ切った。2回までに犠牲フライと2点適時打で3点リードした木更津総合は、3回に1点を返されるが、そのまま2点差を守りきり3回戦進出。1回裏、1死の場面で木更津総合は投手を交代、急遽登板した笈川選手は5安打8奪三振と安定したピッチングを見せた。木更津総合の3回戦の相手は富山第一(富山)となっている。

【第3試合】前橋育英(群馬)1-0樟南 (鹿児島)
 前橋育英が初戦に続く完封勝利で3回戦進出を決めた。試合は、両校の投手戦となり、前橋育英の高橋投手は3安打6奪三振の完封勝利。樟南の山下投手と川畑投手も5安打6奪三振と好投したため、試合が動いた5回の暴投が悔やまれる。初出場で3回戦進出を決めた前橋育英は、大会11日目の第3試合で横浜(神奈川)と対戦する。

 17日は、3回戦の4試合が行われる。第1試合では、球速155km/hを叩き出した済美(愛媛)の安樂投手に15安打で彦根東(滋賀)を破った花巻東(岩手)が挑む。

 第2試合では、夏の連覇を目指す大阪桐蔭(大阪)と2002年以来の夏の優勝を目指す明徳義塾(高知)が対戦。大阪桐蔭は、2回戦の日川(山梨)戦を延長10回のサヨナラ打で劇的な勝利を掴んだ。対する明徳義塾は、出場した夏の甲子園初戦で無敗の15連勝。どちらに軍配が上がるのか注目の一戦だ。

 第3試合は、延長10回サヨナラ勝ちをした鳴門(徳島)と3大会連続で3回戦進出と安定感のある常葉菊川(静岡)の一戦。鳴門の打線をどう常葉菊川が抑えるかがひとつのポイントとなるだろう。

 第4試合には日大三(西東京)に大差で勝利した日大山形(山形)が登場。対戦する作新学院(栃木)は、初戦を15安打、2回戦を12安打と2戦連続の2桁安打と打線が好調。打ち合いの試合になる可能性もあり注目だ。
《湯浅大資》

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