ディズニー、購入作品がテレビでもスマホでも見られる「MovieNEX」を発表

 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン(WDSJ)は9月25日、「In-Home ビジネス戦略発表会」を都内で開催し、新しいパッケージ「MovieNEX(ムービーネックス)」を発表した。

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モンスターズ・ユニバーシティMovieNEX
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 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン(WDSJ)は9月25日、「In-Home ビジネス戦略発表会」を都内で開催し、新しいパッケージ「MovieNEX(ムービーネックス)」を発表した。

 MovieNEXは、従来のブルーレイ/DVDと、いつでもどこでも映画を観られるデジタルコピー(クラウド対応)、特別コンテンツやスペシャルイベントなどの新体験ができるMovieNEXワールドが、ひとつになったパッケージ。今後ディズニーから発売される主要な新作映画作品は、1作品につきMovieNEX 1種類の商品のみとなる。

 スマートフォンやタブレットなどの市場の急伸や、映像配信のシェア拡大による視聴環境の変化にあわせた新コンセプト商品で、「ディスクを使ってテレビで視聴できるほか、ネットを通じてパソコンやタブレット、スマートフォンなどさまざまなデバイスで映画を楽しめるようになる。単なるブルーレイやDVDといったフォーマット所有から、作品を所有するという感覚」とWDSJは話す。

 クラウド対応のデジタルコピーは、パソコンをはじめ、iOSやAndroidのスマートフォンやタブレットにも対応。ストリーミングやダウンロードで、作品を観たいときに視聴できる。

 また、MovieNEX ワールドは、パッケージ内のリーフレットに記載されるスペシャルサイト(購入者限定特別サイト)で、特別映像の視聴や楽曲・ゲームアプリのダウンロード、プレゼント、クーポン、新作情報、イベント案内など、作品に関連したさまざまなコンテンツ・プログラムが体験できる。

 その第1弾は、『モンスターズ・ユニバーシティ』(Disney/Pixar)で、『モンスターズ・ユニバーシティ MovieNEX』として11月20日に発売され、『ミッキーのクリスマス・キャロル 30th Anniversary Edition MovieNEX』『トイ・ストーリー MovieNEX』『トイ・ストーリー2 MovieNEX』『トイ・ストーリー3 MovieNEX』『モンスターズ・インク MovieNEX』も同日リリースされる。

 さらに12月18日には、『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち MovieNEX』『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト MovieNEX』『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド MovieNEX』『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉 MovieNEX』が発売される。

 MovieNEXシリーズの価格はどの作品も共通の4000円+税。WDSJのセールスエグゼクティブディレクター・山内康祐氏は、「我々の商品は1SKU、1PRISE。ひとつの作品に対しひとつの商品、ひとつの価格を守っていく。廉価版などは出さないので、顧客の買え控えをなくすことも期待できる」と話していた。

 「技術が新しくなり、このチャンスに我々の戦略のあり方をもう一度考え直した結果、このMovieNEXに結実した」というWDSJのゼネラルマネージャー・塚越隆行氏。「この新コンセプト商品の新しい発想で、消費者に作品の楽しさを伝えたい。最終的には、これまで以上に作品を愛してくれて、映画をもっと楽しんでもらえるようになればうれしい」と語っていた。

ディズニーから「MovieNEX」誕生…いつでもどこでも映画

《大野雅人@RBB TODAY》

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