オンライン英語学習サービス「イングリッシュセントラル」は、同サービス内で発話された1億5,000万行のセリフから日本人ユーザーの苦手な発音の傾向を分析し、調査結果を発表した。 調査結果は日本人ユーザーの中から、約10万人の発話データを対象に、「イングリッシュセントラル」の音声認識機能で判定した、日本人ユーザーが正しく発音できなかった発音を分析したもの。 日本人が苦手な英語発音トップ5は、1位がrun、very、riceなどで使われる「R」となった。「R」の発音は、舌の両サイドが左右の上の歯の内側に軽く触れるようにし、舌の端を丸めて、歯に触れないように歯茎のすぐ後ろに伸ばすとよいが、日本人には苦手な人が多いようだ。 以下、2位は「ER」(earth、world、fur)、3位「AE」(apple、lad、brand)、4位「L」(left、balance、wall )、5位「IH」(if、dish、flip)の順となった。 日本人が苦手とする発音としてよく話題にあがる「R」のほかにも、「ER」「AE」「L」「IH」など、日本語にはない発音が、英語を話すうえで壁になっていることが明らかになった。