企業が内定学生に取り組んで欲しいこと、1位は「思いっきり遊ぶ」

 就職に内定した学生が入社前に取り組みたいことと企業が内定学生に入社までに取り組んで欲しいことはどちらも「思いっきり遊ぶ」が半数を超え最多となったことが、エン・ジャパンが10月25日に発表した「就職・採用活動アンケート10月度」より明らかになった。

生活・健康 その他
現在の活動内容[学生調査]
  • 現在の活動内容[学生調査]
  • 来月の活動予定[学生調査]
  • 現在の悩み[学生調査]
  • 内定取得学生が入社前に取り組みたいこと(全体)[学生調査]
  • 内定取得学生が入社前に取り組みたいこと(文理別)[学生調査]
  • 内定学生に入社までに取り組んで欲しいこと(全体)[企業調査]
  • 内定学生に入社までに取り組んで欲しいこと(企業規模別)[企業調査]
 就職に内定した学生が入社前に取り組みたいことと企業が内定学生に入社までに取り組んで欲しいことはどちらも「思いっきり遊ぶ」が半数を超え最多となったことが、エン・ジャパンが10月25日に発表した「就職・採用活動アンケート10月度」より明らかになった。

 同調査は10月4日~15日、[en]学生の就職情報2014に登録するモニター学生320名と、[en]学生の就職情報パートナーズNEWSに登録している企業311社を対象に就職・採用活動に関するアンケートを実施した。

 学生調査について、現在の活動内容は「特に何もしていない」が22.5%(前月:13.2%)で最多となった。また、来月の活動予定も「特に何もしていない」が36.9%で最多となり、学生の2014年度就職活動が終盤になっているようだ。

 現在の悩みは「特に悩みがない」が30.3%(前月:35.4%)で最多となり、次いで「漠然とした不安や焦り」が15.0%(前月:10.3%)、「内定先に対する不安」が14.7%(前月:20.5%)となった。学生からは、「内定式に参加したものの、仕事や人間関係に対する不安が残っている」という声も挙がっている。

 内定取得学生が入社前に取り組みたいことは、「思いっきり遊ぶ」が65.7%で最多となり、次いで「学業に力をいれる」が47.7%となった。また、文理別では、文系で「思いっきり遊ぶ」が多く、理系で「学業に力を入れる」がやや多かった。

 一方、企業が内定学生に入社までに取り組んで欲しいことは、「思いっきり遊ぶ」が50.4%で最多となり、次いで「学業に力を入れる」が46.3%となった。また、企業規模別では、従業員数300名以上の企業で「同期との交流」「留年しないための試験対策」が多かったのに対し、300名以下の企業では「業界専門知識の勉強」が多かった。
《工藤めぐみ》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top