NEC、学校の情報発信・共有を支援するクラウドサービスを発売

 NECは11月14日、学校のホームページを簡易に作成・運用できるツールや、教員と児童生徒、学校と地域のコミュニケーションを活性化するためのソーシャルネットワークサービス(SNS)などの機能を搭載したクラウドサービスの発売を開始した。

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 NECは11月14日、学校のホームページを簡易に作成・運用できるツールや、教員と児童生徒、学校と地域のコミュニケーションを活性化するためのソーシャルネットワークサービス(SNS)などといった、学校の情報発信・共有を支援する機能をクラウド型で提供するサービスの販売を開始した。

 ホームページ作成機能では、学校からのお知らせや行事の写真掲載のほか、学校を防災拠点として活用するための機能を搭載。平常時は、蓄電池や太陽光パネルなどのシステムと連携して、電力使用量などの情報をリアルタイムに発信し、非常時には、緊急避難経路などの案内や地域の被害情報、ライブカメラによる避難所の様子などを発信することができるという。

 またSNS機能では、教員と児童・生徒の情報共有基盤としての学校SNSや、学校の行事などを保護者や地域住民と共有できる地域SNSを提供。学校SNSでは、児童・生徒間のやりとりの中から、予め設定したキーワードを自動検出、SNSで起こりがちなトラブルを未然に防ぐことができるほか、児童・生徒の関心事を把握し、教師の指導力強化を支援する。

 そのほか、タブレット端末を利用して児童・生徒自身がその日の体調を入力できる健康管理機能や日々の生活を記す個人日記機能なども搭載。児童・生徒の体調や心の変化に対する、教師のきめ細かな対応をサポートするという。
《水野こずえ》

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