子どもに入社して欲しい企業、息子「トヨタ」・娘「ANA」

 日経HRは12月16日、子どもに入社して欲しい企業を発表した。息子には「トヨタ自動車」、娘には「全日本空輸(ANA)」が1位となった。グローバルに事業展開し、仕事を通して成長できる企業が上位にランクインした。

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 日経HRは12月16日、子どもに入社して欲しい企業を発表した。息子には「トヨタ自動車」、娘には「全日本空輸(ANA)」が1位となった。グローバルに事業展開し、仕事を通して成長できる企業が上位にランクインした。

 同調査は、日経キャリアNET会員を対象に、WEBを使ったアンケートを実施し、633人の回答を得た。調査期間は11月8日~15日。前回は2010年5月に実施した。

 息子に入社してほしい企業は、1位「トヨタ自動車」(2010年3位)、2位「三菱商事」(同1位)、3位「グーグル」(同6位)、4位「ソニー」(同5位)、5位「三井物産」(同6位)がランクイン。前回の2010年に比べて大きく順位を上げているのは、マッキンゼー・アンド・カンパニー、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)、アップル、IBM、アマゾンなどの外資系企業だった。

 娘に入社してほしい企業は、1位「全日本空輸」(2010年3位)、2位「地方公務員」(同2位)、3位「グーグル」(同9位)、4位「資生堂」(同1位)、5位「三菱商事」(同4位)がランクイン。娘は息子に比べて大きな動きはなかったが、マッキンゼーが前回の53位から12位に大きく上昇した。

 企業を選んだ理由トップ3は、息子には「グローバルな事業展開」47.9%、「仕事を通して成長できる」41.2%、「知名度・ブランド力がある」31.8%、娘には「仕事を通して成長できる」37.1%、「安定性がある」33.6%、「グローバルな事業展開」31.9%が挙げられた。

 また、息子・娘で差がみられたのは、「グローバルな事業展開」(息子47.9%、娘31.9%)、「年収が高い」(息子20.4%、娘12.3%)、「事業戦略が優れている」(息子21.3%、娘14.5%)、「福利厚生が充実している」(息子10.9%、娘16.7%)だった。家計を支える息子には「年収」、出産・育児などがある娘には「福利厚生」を重視する傾向がみられた。
《工藤めぐみ》

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