【大学受験2014】医学部入学定員の増員計画、筑波大など5大学

 文部科学省は12月16日、平成26(2014)年度医学部入学定員に関する各大学の増員計画をホームページに公表した。増員計画数は、筑波大学など国立・私立5大学で20人。

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大学別増員計画一覧(平成25年12月時点)
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 文部科学省は12月16日、平成26(2014)年度医学部入学定員に関する各大学の増員計画をホームページに公表した。増員計画数は、筑波大学など国立・私立5大学で20人。

 文科省は、近年の医師不足に対応して、平成20年度より医学部入学定員の増員計画を実施。5年間で9,041人まで増員(平成19年度比1,416人増)しており、今後平成31年度まで計画を進めていくという。

 平成26年度は地域の医師確保等の観点から、地域枠(地域医療への従事を条件とした奨学金、選抜枠の設定を行う大学)および研究医枠(複数大学の連携により研究医養成の拠点を形成する大学)、歯学部振替枠(歯学部入学定員を減員し医学部定員を増員する大学)の増員を認めた。

 平成25年12月時点で入学定員の増員計画があるのは、地域枠で弘前大学(5人)・秋田大学(2人)・筑波大学(9人)、研究医枠で神戸大学(2人)・兵庫医科大学(2人)。歯学部振替枠ではなし。

 資料には、増員計画数のほか、増員計画に関わる各大学の取組みの概要が一覧で掲載されている。

 なお、地域枠について、大学と都道府県の調整が未了のため申請に至らなかった例があり、今後追加申請を受け付ける予定だという。
《荻田和子》

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