学校への不満を持つ人が7割、最多は「教師への不満」

 学校への不満を持ったことがある人は7割近くにのぼり、不満の内容は「教師への不満」がもっとも多いことが、日本法規情報が2月18日に発表した「学校への不満の実態」より明らかになった。

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 学校への不満を持ったことがある人は7割近くにのぼり、不満の内容は「教師への不満」がもっとも多いことが、日本法規情報が2月18日に発表した「学校への不満の実態」より明らかになった。

 調査は、同社が運営する「法律事務所検索サポート」など法律関連のWebサイトの運用情報やユーザーへのアンケートを元に、学校への不満について意識調査を行い、206人(男性99人、女性107人)の有効回答を得た。アンケート調査日は2月17日。

 学校への不満を持ったことがあるか尋ねたところ、「学校へ不満を持ったことがある」69%、「学校への不満を持ったことがない」31%となり、学校へ何らかの不満を持つ人が大多数を占めた。

 「学校に不満を持ったことがある」と回答した人に、不満の内容を尋ねたところ、最多は「教師への不満」38%、次いで「学校の規則」21%、「学校の行事」16%、「授業の内容」13%、「学費が高い」8%、「試験の内容」5%という結果に。

 「教師への不満」と回答した人がもっとも多かったアンケート調査結果を受け、教師へ不満を持った理由について尋ねたところ、最多は「人間的に尊敬出来ない」22%、次いで「えこひいきをする」18%、「授業の進め方が悪い」13%、「言葉の暴力を受けた」11%、「授業の内容がわからない」10%、「体罰を受けた」10%、「やる気がない」9%、「授業が手抜きだった」7%となった。

 同社は、「学校の教師からのいじめ、暴言については、周りになかなか相談出来ない事とは思うが、一人で抱え込んでいても、解決出来ない。信頼できる友人・親、そして、弁護士などの有資格者による専門家にSOSを発しアドバイスを受けることで、突破口が開ける可能性もある」とアドバイスしている。
《工藤めぐみ》

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