子どもの洋服、一番重視するのは「価格」…年間4万円以下が8割

 子どもの洋服を購入する際に一番重視するのは「価格」で、1年あたりの被服費は、約8割が4万円以下に抑えていることが、Benesse教育情報サイトが3月6日に公表した調査結果よりわかった。

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 子どもの洋服を購入する際に一番重視するのは「価格」で、1年あたりの被服費は、約8割が4万円以下に抑えていることが、Benesse教育情報サイトが3月6日に公表した調査結果よりわかった。

 同調査は、Benesse教育情報サイトのメンバーで小学生~中学生の保護者の方を対象にアンケートを実施し、1,879名回答を得た。調査期間は1月29日~2月4日。

 1年あたりの被服費は、「2万円まで」がもっとも多く40.8%、次いで「2~4万円」36.0%、「4~6万円」15.8%、「6万円以上」7.4%となった。学齢が上がるにつれ、若干ではあるが高額になる傾向が見られた。

 子どもの洋服を購入する際に一番重視するものは、「価格」がもっとも多く42.7%、次いで「デザイン」28.3%、「着心地」23.3%、「耐用年数」2.7%、「ブランド」1.1%、「その他」2.0%となった。「価格」を重視する理由は、「すぐに着られなくなるから」という意見が多かった。

 子どもの洋服を選ぶ際に困ることは、「すぐに小さくなる」がもっとも多く47.8%と半数近くを占めた。そのほか、「お金がかかる」38.5%、「すぐに流行が変わる」14.3%、「学校で同じものを着ている子がいないか」11.4%、「親の意見を聞かない」8.5%、「その他」7.5%が続いた。

 子どもの洋服をよく買う場所は、「量販店」がもっとも多く64%、次いで「スーパー」48.3%、「専門店」47.4%、「インターネット通販」37.1%、「百貨店」15.4%、「その他」3.6%となった。

 学校に制服があるかどうか尋ねたところ、小学生で19.4%、中学生では97.4%が「ある」と回答。学校に制服があることについては、「とてもよい」51.5%と「まあよい」44.4%の計95.9%がよいと回答した。制服があってよいと思う理由は、「服装の乱れが少ない」「お金がかからない」が6割以上を占めた。流行に振り回されることがなく、あれこれ買いそろえなくてよいのは、保護者にとって有難いようだ。
《工藤めぐみ》

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