厚労省がベビーシッター利用時の留意点を公表

 厚生労働省は3月19日、ベビーシッター宅で2歳の男児が死亡した事件を受け、「ベビーシッターなどを利用するときの留意点」を公表した。「まずは情報収集を」「事前に面接を」「保育場所の確認を」など、10項目を紹介している。

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ベビーシッターなどを利用するときの留意点
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 厚生労働省は3月19日、ベビーシッター宅で2歳の男児が死亡した事件を受け、「ベビーシッターなどを利用するときの留意点」を公表した。「まずは情報収集を」「事前に面接を」「保育場所の確認を」など、10項目を紹介している。

 3月17日にベビーシッターを名乗る20代男性が保育室として使っていたマンションの一室から、男児が遺体で発見される事件が発生した。このような事件が二度と繰り返されないようにするため、同省はベビーシッターなどを利用するときの留意点をホームページに公開した。

 ベビーシッターを利用する前に、価格や手軽さではなく、信頼できるかどうかという視点でベビーシッターの情報を収集することが重要。支援が必要な場合は、ベビーシッターの利用に限らず、市町村に相談するのがよいという。

 ベビーシッターを利用する際は、「事前の面接」「事業者名、氏名、住所、連絡先の確認」「保育場所の確認」「保育士や認定ベビーシッター登録証の確認」「保険の確認」「預けている間のチェック」「緊急時の対応」「子どもの様子の確認」について留意すべきであるとしている。ベビーシッターに対する不満や疑問が生じた場合は、ベビーシッターを派遣した事業者にすぐ相談したほうがよい。
《工藤めぐみ》

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