厚労省が未就職卒業生への集中支援実施

 厚生労働省は、就職未内定学生・生徒へ就職支援強化の「未就職卒業生への集中支援2014」を実施する。文部科学省や経済産業省と連携し、ジョブサポーターによる個別支援を継続するなど、1日でも早く就職できるよう支援していく。

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 厚生労働省は、就職未内定学生・生徒へ就職支援強化の「未就職卒業生への集中支援2014」を実施する。文部科学省や経済産業省と連携し、ジョブサポーターによる個別支援を継続するなど、1日でも早く就職できるよう支援していく。

 新規大学卒業予定者の就職内定率(平成26年2月1日現在)は、82.9%と前年同期を1.2ポイント、また新規高校卒業予定者の就職内定率(平成26年1月末現在)は90.7%と前年同期を2.4ポイント上回っている。

 しかし、新規大学卒業予定者の平成26年2月1日時点での就職希望率は75.5%と過去最高となり、多くの学生があきらめずに就職活動を続けている。厚生労働省は、文部科学省と経済産業省と連携し「未内定就活生への集中支援2014」を取り組んでいるが、卒業までに就職できない場合でもジョブサポーターによる個別支援を継続し、卒業後1日でも早く就職できるよう「未就職卒業生への集中支援2014」に取り組むことになった。

 集中支援期間は6月末までとし、新卒応援ハローワークなどで卒業後も継続して、ジョブサポーターによる就職活動についてのアドバイスや、希望に沿った求人情報の提供などの個別支援を徹底。中小・中堅企業を中心に就職面接会を随時開催し、企業との出会いの機会を増やす。

 1月21日から3月末まで取り組む「未内定就活生への集中支援2014」では、ジョブサポーターによって約22,000人(1月~2月末)が就職している。

 未就職卒業生への集中支援の内容や未内定就活生への集中支援の取組状況は、厚生労働省のホームページで見ることができる。
《田中志実》

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