H25私大の初年度納付金は平均131万円、医学部492万円…前年度比減

 平成25(2013)年度の私立大学(学部)における初年度学生納付金の平均額は、対前年度比0.3%減の131万2,526円であることが、文部科学省の調査結果より明らかになった。学部別でもっとも高いのは「医学部」492万115円だった。

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 平成25(2013)年度の私立大学(学部)における初年度学生納付金の平均額は、対前年度比0.3%減の131万2,526円であることが、文部科学省の調査結果より明らかになった。学部別でもっとも高いのは「医学部」492万115円だった。

 同調査は、日本私立学校振興・共済事業団よりデータの提供を受け、私立大学・私立短期大学・私立高等専門学校の昼間部における初年度学生納付金についてまとめたもの。調査学校数は、私立大学574大学、私立短期大学319大学、私立高等専門学校3校。

 私立大学は、授業料が860,072円(対前年度比0.1%増)、入学料が264,390円(同1.2%減)、設備整備費が188,063円(同0.4%減)で、初年度学生納付金は131万2,526円(同0.3%減)。初年度学生納付金は2年ぶりの減少。実験実習料などを含めた総計は、143万4,182円(同0.6%減)となった。

 初年度学生納付金を学部系統別に見ると、「文科系」114万9,246(対前年度比0.3%減)、「理科系」149万6,044円(同0.3%増)、「医歯系」466万4,560円(同0.3%増)、「その他」146万1,948円(0.3%増)。

 また、学部別に見ると、もっとも高いのが「医学部」492万115円(対前年度比0.1%減)、もっとも安いのが「神・仏教学部」110万3,057円(同0.9%減)だった。
《工藤めぐみ》

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