楽天いどうとしょかん、4県に拡大…福島に続き岐阜・島根・群馬

 楽天は、福島県で展開している「楽天いどうとしょかん」の活動を、4月からの岐阜県を皮切りに、年内に順次、島根県、群馬県でも開始し、活動地域を4県へと拡大すると発表した。

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楽天いどうとしょかん
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 楽天は、福島県で展開している「楽天いどうとしょかん」の活動を、4月からの岐阜県を皮切りに、年内に順次、島根県、群馬県でも開始し、活動地域を4県へと拡大すると発表した。

 「楽天いどうとしょかん」は、福島の子どもたちのための教育振興および復興支援の一環として、2012年12月21日に活動をスタート。書籍約1,200冊、電子ブックリーダー「Kobo Touch」を搭載して福島県内を巡回し、2013年12月末までに、延べ5,635人の子どもと保護者が利用したという。巡回先では利用者同士の交流を促す役割も果たしており、楽天では、教育振興に加え地域活性化を新たな目的に、「楽天いどうとしょかん」の活動地域拡大を決定した。

 今回新たに巡回する岐阜県、島根県、群馬県は、読書体験を通して子どもたちの感受性を育むための環境整備を推進。中山間地域となっている3県では、大人同伴で図書館を利用する子どもの姿が多く見受けられ、近くまで巡回してくれる移動型図書館へのニーズが高いという。

 楽天は、読書活動の推進に積極的な3県で「楽天いどうとしょかん」を運行させることで、子どもたちの読書機会を増やすとともに、利用者同士の交流を通じた地域の活性化にもつなげてもらえるように支援する。今後、各県の図書館設置率、立地条件、課題をふまえ、それぞれの地域に合った活動を展開していく。
《水野こずえ》

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