毎日家族そろって夕食は3割弱「食と家族のコミュニケーション」調査

 マイボイスコムが2回目となる「食と家族のコミュニケーション」に関する調査を行い、毎日家族そろって夕食を食べる人は3割に満たないことがわかった。調査期間は4月1日から5日の5日間で、インターネットを通じ10,759人から回答を得た。

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家族そろって夕食を食べる頻度
  • 家族そろって夕食を食べる頻度
  • 家族と朝食を食べる頻度
 マイボイスコムが2回目となる「食と家族のコミュニケーション」に関する調査を行い、毎日家族そろって夕食を食べる人は3割に満たないことがわかった。調査期間は4月1日から5日の5日間で、インターネットを通じ10,759人から回答を得た。

 家族そろって夕食を食べる頻度は第1回目と比べ大きな変化はなく、「毎日」28.8%、「週5~6日」11.3%、「週3~4日」13.1%と続き、毎日家族そろって夕食をとれる人は3割弱となっており、夕食の席が家族のコミュニケーションの場としての役割を果たし切れていないことがわかる。しかし、週3日以上は家族そろって夕食をとっていると回答した人が半数を超えていることから、家族そろって食事をとることを大切に考えている現状もうかがえる。

 また、家族と朝食を食べる頻度は「毎日」35.8%、「週5~6日」7.0%、「週3~4日」5.8%となっており、4割近い人が毎日家族と朝食をとっている。一方で月に3回以下しか家族と朝食をとらない人が2割近くもおり、「家族と一緒の時間に食べない」14.7%のうち10代が他の年代より多くなっている。

 家族と一緒に夕食を食べる頻度が1年前と比べ増えた人は11.3%、減った人は16.5%、変わらないと回答した人は69.4%となっている。頻度が変化したきっかけは「自分や家族の仕事内容の変化」「生活パターンの変化」「在宅時間の増減」となっており、頻度が減った人は「生活パターンの変化」の回答数が多い。また、10・20代の頻度が減っていることから、この年代の生活パターンに変化が起きているといえるだろう。
《田邊良恵》

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