エプソン、電子黒板機能内蔵のプロジェクターを発売…指でのタッチ操作に対応

 エプソンは、学校向けプロジェクターの新商品として、電子黒板機能内蔵の超短焦点壁掛け対応モデル「EB-595WT」を5月29日より発売する。指でのタッチ操作に対応し、投写画面上で指を使って直観的に操作可能となった。

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エプソン・EB-595WT
  • エプソン・EB-595WT
  • 指を使った直感的な操作
  • 最大50台のタブレット端末やPCから投写画面を選択
  • 最短18.7cmの距離で80型のスクリーンサイズに投影可能
 エプソンは、学校向けプロジェクターの新商品として、電子黒板機能内蔵の超短焦点壁掛け対応モデル「EB-595WT」を5月29日より発売する。

 新商品は指でのタッチ操作に対応し、投写画面上で指を使って、電子黒板のツールボタンの操作や画面の拡大、縮小、スクロールなどを直観的に行うことが可能で、矢印、三角、丸など、授業の注目度を高める簡単な図を描くこともできる。また、「ペンで書いて、指で消す」といった、従来の板書に近い操作も可能となった。

 PCレスで使用可能な電子黒板機能を標準で内蔵。書画カメラやDVD/ブルーレイからの投写映像の上に書き込みするなど、既存の教材も有効に活用することができる。書き込みやマウス操作は2人同時に実行可能。書き込み範囲は制限がなく、色も自由に変えることができるので、2人が同時に画面に答えを書き込むといった協働学習をサポートする。

 同梱の専用ペンツールソフトを追加することで、電子ペンを使用して投写面上に文字や図形の書き込みができるほか、部分拡大、イラストや記号のスタンプの貼り付けなど授業をより楽しく、分かりやすいものにする。このほか、ペンツールボックスから印刷、保存、書画カメラの呼び出しなどさまざまな操作ができ、デジタル教材を用いた理解度の高い授業を実現する。

 付属のソフトウェアを使用することで、プロジェクターにネットワークで接続している最大50台のスマートフォン、タブレット端末やPCの中から複数の端末の画面(2画面、4画面)を同時に投写でき、比較学習に活用できる。また、投写する画面を1台のコンピューターの操作により切り替えるモデレーター機能を搭載する。

 解像度はWXGA(1280×800)。明るさは3,300lmとコントラスト比10,000:1。最短18.7cmの距離で80型のスクリーンサイズに投影可能。同社直販価格は26万7,840円。
《水野こずえ》

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