SBモバイルら、障がい児の学習・生活支援の取組み事例を紹介

 ソフトバンクモバイルらは、携帯情報端末を活用して障がい児の学習・生活支援を行う研究プロジェクト「魔法のプロジェクト2014 ~魔法のワンド~」の協力校の取り組み事例などを紹介するセミナーを全国9か所で開催する。

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 ソフトバンクモバイルとソフトバンクグループで教育事業を担うエデュアス、東京大学先端科学技術研究センターは、携帯情報端末を活用して、障がい児の学習・生活支援を行う研究プロジェクト「魔法のプロジェクト2014 ~魔法のワンド~」の協力校の取組み事例などを紹介するセミナーを、2014年7月から9月にかけて全国9か所で開催する。

 本プロジェクトは、携帯情報端末を特別支援学校などの研究協力校に一定期間無償で貸し出し、校内での学習の場や、校外での家族とのコミュニケーションなど生活の場で活用してもらい、その具体的な事例を研究・公開することで、障がい児の学習・生活支援を促進することを目的としている。

 2014年1月から2月にかけて協力校の募集を行い、応募があった中から76の特別支援学校・特別支援学級に所属する児童・生徒と教員を2人1組にした98組に、4月から2015年3月末までの1年間、計164台のスマートフォンやタブレット端末を無償で貸し出し、活用してもらっている。

 セミナーでは本プロジェクト協力校の事例発表のほかに、東京大学先端科学技術研究センター 中邑賢龍教授による、携帯情報端末などのICT機器を障がいのある子どもたちの学びや生活の場にどのように取り入れていくべきなのか、また、どのように機能やアプリケーションを使うのかなどについての事例の紹介も予定している。

 セミナーは、7月25日の広島市を皮切りに9月6日まで、神戸、仙台、札幌、東京、沖縄、高松、福岡、長野(上田市)の計9会場で開催。特別支援教育関係者・保護者をはじめ、誰でも参加できる。参加受付は魔法のプロジェクトホームページより順次受付を行う。なお、第1回目の広島セミナーの申込受付はすでに開始している。

◆魔法のプロジェクト2014 ~魔法のワンド~ 全国セミナー
・7月25日(金)広島市南区民文化センター(広島市南区)
・7月26日(土)神戸芸術センター(神戸市中央区)
・7月27日(日)エルパーク(仙台市青葉区)
・8月9日(土)札幌市男女共同参画センター(札幌市北区)
・8月11日(月)東京大学先端科学技術センターENEOSホール(東京都目黒区)
・8月17日(日)沖縄県立総合教育センター(沖縄県沖縄市)
・8月20日(水)サンポートホール高松(香川県高松市)
・8月23日(土)ヤフオクドーム(福岡市中央区)
・9月6日(土)長野大学(長野県上田市)
《水野こずえ》

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