幼児期に重視したいのは「考える力」と「発想力」…保護者調査

幼児向けの通信講座「ぷちドラゼミ」(小学館集英社プロダクション)と「Z会幼児コース」(Z会)は共同で、会員である3歳から6歳までの子どもの保護者を対象に、幼児期の教育に関する意識調査を実施した。

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幼児期に特に重視したいこと(複数選択可)
  • 幼児期に特に重視したいこと(複数選択可)
  • 習い事(複数選択可)
  • 英語学習について
 幼児向けの通信講座「ぷちドラゼミ」(小学館集英社プロダクション)と「Z会幼児コース」(Z会)は共同で、会員である3歳から6歳までの子どもの保護者を対象に、幼児期の教育に関する意識調査を実施した。

 「幼児期に重視したいこと」(複数選択可)では、「考える力」(87.7%)や「発想力」(80.0%)をあげた保護者が多く、いずれも8割以上にのぼった。一方で、「学力(もじ・かずなど)」(34.6%)や「語彙力」(30.0%)は3割程度で、「英語力」も16.2%に留まった。両社は、「目先の学力よりも、将来を見すえた力を大切にしている保護者の方が多いようすが伺える」と分析している。

 幼児ではどういう習い事が人気だろうか。複数選択可で聞いた習い事については「スイミングなどのスポーツ」が圧倒的に多く60.9%、「ピアノなどの音楽」が34.2%、「英語/英会話」が15.0%という結果だった。

 「英語学習」については、保護者の57.5%が「できるだけ早いうちから学習させたい」と考えており、「中学校以降でよいと思う」と回答した保護者は8.3%に留まった。幼児期には6~7人に1人の割合で学習している英語についても、早期に学習させたいと考えている保護者が多いことがわかった。

 調査は2014年2月14日から20日まで実施し、494の有効回答を得た。
《田村麻里子》

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