国際物理五輪、5人全員にメダル…国際科学五輪で日本代表が大活躍

 第45回国際物理オリンピック(IPhO)が7月13日~21日にカザフスタンで開催され、日本から出場した5人全員がメダルを手にした。今年の国際科学オリンピックでは、これまで結果が明らかになった4分野すべてにおいて、日本の生徒全員がメダル獲得という快挙を達成している。

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結団式に参加した日本代表選手5人
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  • 大会の理論試験風景
 第45回国際物理オリンピック(IPhO)が7月13日~21日にカザフスタンで開催され、日本から出場した5人全員がメダルを手にした。今年の国際科学オリンピックでは、これまで結果が明らかになった4分野すべてにおいて、日本の生徒全員がメダル獲得という快挙を達成している。

 国際科学オリンピックのうち、日本が参加しているのは7分野。このうち、すでに大会が終了し、結果が明らかになった物理、情報、数学、生物学の4分野で、日本から参加した生徒全員がメダルを獲得した。

 IPhOは、物理の国際的なコンテスト。大会には、世界85の国や地域から383人の生徒が参加し、物理学に対する興味関心や能力を高め合った。日本からは高校生5人が出場。9日間という長い会期中、理論問題や実験問題に各5時間かけて挑戦した。

 審査の結果、親川晃一さん(大阪星光学院高校3年)、杉浦康仁さん(開成高校3年)、林達也さん(岐阜県立岐阜北高校3年)、丸山義輝さん(宮崎県立宮崎西高校3年)の4人が銀メダル、濱田一樹さん(灘高校2年)が銅メダルを手にした。

 文部科学省によると、大会参加者のうち、金メダルは約8%、銀メダルは約17%、銅メダルは約25%の上位成績優秀者に贈られるという。
《奥山直美》

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