内閣府、青少年のインターネット利用環境づくりハンドブック公開

 内閣府は8月27日、保護者、教職員、指導員向けに青少年のインターネット利用環境づくりハンドブックをホームページに掲載した。国や地方公共団体の取組み事例などを紹介しており、A5版・40ページのPDFデータをダウンロードして活用できる。

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青少年のインターネット利用環境づくりハンドブック
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 内閣府は8月27日、保護者、教職員、指導員向けに青少年のインターネット利用環境づくりハンドブックをホームページに掲載した。国や地方公共団体の取組み事例などを紹介しており、A5版・40ページのPDFデータをダウンロードして活用できる。

 スマートフォンや多様なインターネット接続端末の登場により、急速にインターネット利用の形態や場面が変化している。青少年のネットトラブルが多発していることから、青少年が安心してインターネットが利用できる環境づくりの参考にしてもらおうと、7月に同ハンドブックを作成したという。

 ハンドブックでは、国や各省庁の取組み、北海道や埼玉県、京都府など7道府県の取組み事例を紹介。埼玉県では、青少年にも急速に普及が進んでいるスマートフォンに対応するため、青少年健全育成条例を改正。従来の携帯電話に対する規制に加え、携帯電話事業者に対するフィルタリングの説明義務やフィルタリング導入支援の努力義務、保護者に対して携帯電話事業者が実施する説明を聴く努力義務などを追加した。

 なお、ハンドブックは8月~12月に全6会場で開催の「青少年のインターネット利用環境づくりフォーラム」にて当日資料として配布する。
《工藤めぐみ》

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