日本地学オリンピック、参加者募集開始…国際大会出場の日本代表4名を選抜

地学オリンピック日本委員会は、来年ロシアで開催される国際地学オリンピックの日本代表選抜を兼ねた「第7回 日本地学オリンピック」のエントリー受付を9月1日より開始した。

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第7回 日本地学オリンピック
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  • 第8回国際地学オリンピック・インド大会の模様
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 地学オリンピック日本委員会は、来年ロシアで開催される国際地学オリンピックの日本代表選抜を兼ねた「第7回 日本地学オリンピック」のエントリー受付を9月1日より開始した。

 地学オリンピックは、中高生が地学の知識や思考力を競い合い、日本全国、さらには世界の仲間をつくり、地球を楽しむチャンス。国内で毎年開催される「日本地学オリンピック」は、地学好きの中・高校生であれば誰でも参加可能。毎年1500人規模の中高生がチャレンジしているという。

 第7回日本地学オリンピックは、2015年に開催される「第9回国際地学オリンピック・ロシア大会」の代表選考を兼ねている。そのため、本選(国内二次選抜)に進めるのは中学3年生~高校2年生に限られる。

 予選(国内一次選抜)は12月21日、各都道府県の指定大学会場などで開催。成績優秀者のうち60名を本選参加者として選抜する。本選(国内二次選抜)は2015年3月15日から17日、合宿研修を兼ねた「グランプリ地球にわくわく」として茨城県つくば市で開催する。代表最終選抜は3月17日・18日、筑波大学で実施。成績優秀者10名に英語による筆記試験と面接等を行い、第9回国際地学オリンピック・ロシア大会日本代表選手4名を選抜する。

 そのほか、成績優秀者はAO入試(広島大学、筑波大学、東北大学、大阪大学、東京工業大学、北海道大学等)の出願資格が得られる。

 なお、ロシア大会に続く、2016年の第10回 国際地学オリンピック大会は、8月20日から28日の日程で三重県での開催が決定している。

◆第7回日本地学オリンピック予選
日時:12月21日(日)13:00~15:30
募集期間:9月1日(月)~11月15日(土)
参加費:無料
参加資格:中学生・高校生
※国内二次選抜に進めるのは中学3年生~高校2年生
試験方式:マークシート方式の筆記試験
試験範囲:高等学校「地学基礎」に掲載の項目から出題
結果通知:試験結果は個人宛てに2015年1月中に通知(予定)
選抜結果:成績優秀者のうち中学3年生から高校2年生の60名を本選参加者として選抜し、受験番号をウェブサイトで発表
応募方法:インターネットまたは郵送
《水野こずえ》

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