グーグル、「海から見たストリートビュー」復興が進む三陸海岸を公開

 グーグルは20日、夏から秋にかけて撮影した三陸海岸の景観をとらえたストリートビューを公開した。復興に取り組んでいるコミュニティの人々、漁師はじめ地元の人々が協力している。

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撮影の模様(提供:Google)
  • 撮影の模様(提供:Google)
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  • 「海からのストリートビュープロジェクト」トップページ
  • 陸前高田では、土地のかさ上げ用ベルトコンベアと奇跡の一本松が見える(提供:Google)
  • 物資を運ぶ支援船が入港した気仙沼港(提供:Google)
  • 塩竈市浦戸諸島(提供:Google)
 グーグルは20日、夏から秋にかけて撮影した三陸海岸の景観をとらえたストリートビューを公開した。

 グーグルは、東日本大震災で地震・津波の大きな被害を受けた地域をストリートビューで撮影し、その被災の様子をパノラマ画像で記録する「東日本大震災デジタルアーカイブプロジェクト」の一環として、今年6月より「海からのストリートビュープロジェクト」をスタート。

 今回、今年6月から9月にかけて撮影された、大槌、釜石、大船渡、陸前高田、気仙沼、南三陸、雄勝、塩竈の8エリアの画像が公開された。

 これらの画像は、専用のマウントを使って漁船に取付けた「トレッカー」を使用して撮影されており、復興に取り組んでいるコミュニティの人々、漁師はじめ地元の人々が協力している。経験豊富な漁師たちが、養殖場や岩礁を避け、可能な限り陸に近づきながら船を操縦し、総撮影距離400kmを撮影したという。

 「海からのストリートビュー」のパノラマ画像は、Googleマップ、Google Earth、Googleマップのビューで閲覧可能。

復興が進む三陸海岸、“海から見たストリートビュー”をグーグルが公開

《冨岡晶@RBB TODAY》

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