【大学受験2015】慶應医学部、総額800万円の給付型奨学金を開始

 慶應義塾大学医学部は10月20日、合格時保証奨学金の設置に伴い、2015年度から入試制度の変更を行うと発表した。日程上、受験が難しかった地方の受験生に配慮し、一次試験日を2月21日から2月19日に変更する。

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 慶應義塾大学医学部は10月20日、合格時保証奨学金の設置に伴い、2015年度から入試制度の変更を行うと発表した。日程上、受験が難しかった地方の受験生に配慮し、一次試験日を2月21日から2月19日に変更する。

 慶應大学医学部では、医学部独自の合格時保証奨学金制度「慶應義塾大学医学部人材育成特別事業奨学金」を創設。優秀な学生を支援するため、医学部の一般入学試験成績上位者10名に、第1学年~第4学年の各年度で継続的に1人あたり年間200万円(総額800万円)を給付する。申請に際しては家計支持者の年収制限はなく、返済義務もない。ただし、入学後の学業が不振の場合には給付が打ち切られることもあるという。

 今回、この合格時保証奨学金制度の導入に伴い、一次試験日を2月21日から2月19日に変更する。この変更は、従来の試験日だと国立大学の二次試験との間隔が近く、日程上、受験が難しかった地方の受験生に配慮したものだ。

 慶應義塾大学医学部では、今回の合格時保証奨学金の設置や、入試制度の変更などを実施することで、医学界のリーダーとなりえる人材確保を図っていく。
《水野こずえ》

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