通学中、動画を視聴する人は約6割…約2割は毎日

 電通総研は30日、電車やバス内での動画視聴の実態に関する調査結果を発表した。調査時期は6月19日~21日で、一都三県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)在住、18歳から49歳までの「通勤者」と高校生から大学生までの「通学者」が対象。

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通勤・通学時の動画視聴頻度
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 電通総研は30日、電車やバス内での動画視聴の実態に関する調査結果を発表した。調査時期は6月19日~21日で、1都3県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)在住、18歳から49歳までの「通勤者」と高校生から大学生までの「通学者」が対象。

 まず事前の質問として、「通勤・通学中に動画を視聴するか」(電車やバスの車内ビジョンは調査対象外)を聞くと、通勤・通学者のうち約50%が、動画を視聴していることが明らかとなった。学生は数字が上昇し約60%が視聴していた。「動画を毎日視聴する(1日に1度以上視聴する)」人の割合は、通勤者男性18~29歳で21.8%、同30~39歳で18.6%、通勤者女性18~29歳で18.4%、通学者男性で21.4%、通学者女性で19.6%と、若年層を中心に約20%が毎日動画を視聴していた。

 ここからは、通勤・通学中に週に1度以上動画を視聴する人664人を対象に質問を実施。動画を視聴する日について、「片道の通勤時間における平均的な動画視聴時間」を聞いてみると、通勤者男性18~29歳、通勤者女性18~29歳、同30~39歳、通学者男女では、35%前後の割合となった。電車やバスの乗車時間のうち、約1/3程度動画を視聴していることとなる。

 動画の内容については、「YouTube」「ニコニコ動画」などの共有系動画サービスの利用が、どの年代でも約80%前後で圧倒的に多く、特に通学者女性では91.6%と群を抜いていた。「dビデオ」「Hulu」などの配信系動画サービスは、どの年代でも約25%となり、一定の割合で利用されていることも判明した。

通勤・通学中、動画を視聴する人は約5割……若年層の約2割は毎日視聴

《冨岡晶@RBB TODAY》

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