楽天、NPO法人でのインターンシップ希望者を対象とした奨学金を開始

 楽天とNPO法人エティック(ETIC.)は、国内においてNPO法人でのインターンシップを希望する大学生を対象とした「楽天インターンシップ奨学金」プログラムを12月8日より開始。同日より、支給希望者の募集を始める。

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 楽天とNPO法人エティック(ETIC.)は、国内においてNPO法人でのインターンシップを希望する大学生を対象とした「楽天インターンシップ奨学金」プログラムを12月8日より開始。支給希望者の募集を始めた。

 「楽天インターンシップ奨学金」は、社会的課題を解決する次世代のリーダーを育成することを目的に、楽天とETIC.が共同で提供する返還不要の給付型奨学金プログラム。同プログラムは、ETIC.が大学生向けに提供する、実践型インターンシップ「アントレプレナー・インターンシップ・プログラム(EIP)」に奨学金による支援を加えるものだ。

 EIPは、社会的課題の解決や新しい価値の創造に挑戦するベンチャー企業やNPO法人を起業した人のもとで、「期間限定の起業家の右腕」として、インターンを経験することができる半年間のプログラム。今回は、フローレンス、かものはしプロジェクト、クロスフィールズ、Teach For Japan、カタリバ、atamistaといった各NPO法人への派遣を予定している。

 「楽天インターンシップ奨学金」は、楽天とETIC.による書類選考により受給者5名を決定。受給者には、EIPが実施される2015年2月から6か月間、1名あたり30万円が支給される。応募方法など詳細は、12月6日・7日に開催される「ETIC.インターンシップ・フェア2015 SPRING」で案内する。

 なお、本奨学金は、楽天市場で取り扱うスイーツなどが楽しめるリアル店舗として、今年5月に渋谷にオープンした「楽天カフェ」の売り上げから拠出する。楽天は、CSR活動の一環として、今回の奨学金プログラムを通じ、売り上げの一部を高度な教育を求めながら経済的に制約のある若者のために還元することを決めた。

 今後、楽天が支援する大学生たちのインターンシップ先であるNPO法人での活動は、同社が運営するCSRウェブページにレポートとして掲載し、彼らの取り組みを紹介していく。
《水野こずえ》

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