この女子中高生向けプログラミング講座(約3時間)は、簡単なWindows 8用アプリを生徒自身の手によって作ることを目指すという内容。ゲームアプリ「Angry Birds」を例にプログラミングの初歩を学習する「Hour of Code」と、簡易なWindowsストアアプリの開発を体験する2部構成で展開された。
「Hour of Code」は、プログラミングやコンピューターサイエンスに触れるためのワークショップイベント。オバマ大統領の「携帯電話で遊ぶだけでなく、プログラムしよう」というスピーチで始まったコンピュータ科学教育週間(Computer Science Education Week)の一環として、世界180か国で開催されているという。
そんな「Hour of Code」に参加していたプログラミングに興味を持つ生徒の1人は、「記号や単語を動かしてアプリなどを作っていくのはおもしろい。大学ではプログラミングを学んでみたい」とコメント。自からのコーディイングが、動きとなって確認できる達成感を楽しんでいたようだ。
日本マイクロソフトは、学生向けITコンテストや無償の開発ツール「Visual Studio Community 2013」などを含めた若者向けプログラミング教育支援プログラム「Microsoft Imagine」を本格展開させるという。「Microsoft Imagine」を通じて子どもたちにITの楽しさやすばらしさを伝え、裾野を広げていきたいと同社担当者は話す。