DiTT、教育情報化推進に関する宣言を発表

 デジタル教科書教材協議会(DiTT)は12月18日、教育情報化の推進に関する宣言(ステイトメント)を発表した。教育環境のICT化の速度を高めるため、「教育のIT化に向けた環境整備4か年計画の実行」など5点の推進を宣言している。

教育ICT 学校・塾・予備校
教育情報化推進ステイトメント
  • 教育情報化推進ステイトメント
  • DiTTのホームページ
 デジタル教科書教材協議会(DiTT)は12月18日、教育情報化の推進に関する宣言(ステイトメント)を発表した。教育環境のICT化の速度を高めるため、「教育のIT化に向けた環境整備4か年計画の実行」など5点の推進を宣言している。

 政府は2013年6月の閣議決定「世界最先端IT国家創造宣言」にて、2010年代中に1人1台の情報端末配備はじめ、教育環境のICT化を実現すると明言している。また、地方自治体に対し、地方交付税での財政措置として、4年間の総額6,712億円を手当する「教育のIT化に向けた環境整備4か年計画」を立てている。

 DiTTでは、この計画を早期に実現すべく、更なる推進の強化が急務と考え、「教育のIT化に向けた環境整備4か年計画の実行」「教員のICT活用指導力の向上に向けた取組の実施」「教材流通のクラウド基盤とネットワークの整備」「学校での安定した無線通信環境の確立」「教育情報化を進めるための制度整備の実現」の5点の推進を宣言。国、企業、学校など関係者が連携して推進していくという。

 教育情報化推進ステイトメントは、66の自治体首長をはじめ、国会議員、有識者、産業界リーダーなど100名を超える賛同を得ている。
《工藤めぐみ》

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top