年賀状、半数以上の小中学生が「パソコンで作る」…手書き派は3割

 学齢が上がるにつれてパソコンを利用して年賀状を作る割合が上昇する傾向にあることが、ベネッセ教育情報サイトの調査結果から明らかになった。小中学生全体では、「手書き派」3割に対し、「パソコン派」は過半数を超えていた。

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 学齢が上がるにつれてパソコンを利用して年賀状を作る割合が上昇する傾向にあることが、ベネッセ教育情報サイトの調査結果から明らかになった。小中学生全体では、「手書き派」3割に対し、「パソコン派」は過半数を超えていた。

 調査は11月、小中学生の子どもの保護者である同サイトメンバーを対象に実施。521人から回答を得た。

 年賀状を出しているという子どもは8割以上。理由では、「本人が出したいと言ったから」が51.7%ともっとも多かった。出した相手は、「学校の友人」(87.9%)や「担任の先生」(61.6%)が多かった。

 「年賀状はどのようにして作ったか」という質問では、学齢が上がるにつれて「パソコン」という回答が増加。中学3年生では68.8%に達した。一方、「手書き」という回答は、学齢が上がるにつれて減る傾向にあり、小学2年生57.1%に対し、中学3年生はわずか19.5%だった。

 小中学生全体では、「パソコン」が52.2%と過半数を超え、「手書き」30.7%、「家族と同じもの」11.8%などとなっている。一方、保護者側からは「手書きの方が気持ちが込められていてよい」「あいさつの気持ちが伝わるような工夫もしてほしい」などの声があったという。
《奥山直美》

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